台湾に3歳の子連れで行ってきました。
台湾は初めてだったけど、ぼんやりイメージしていたよりずっと楽しかったです。
台北入りした当初は、日本じゃなかなか見かけない廃墟みたいな建物が多くてギョッとしたけど、大通りに面したところはほとんど日本と変わらないですね。
一歩路地に入るとやっぱり廃墟っぽかったりしますが、道路や信号、地下鉄なんかはむしろ日本より整備が進んでるんじゃないかな。京都にいるからそう思うのか。
↓こんな感じの見た目崩れかけ?な建物も多い。上に積み上げてないか?コレ
というわけで、これから何度かにわけで子連れ台湾旅行レポをお送りします?
まずは交通編です。
●子連れに親切な国、台湾
台湾は、子連れにとっても親切!な国でした。
地下鉄はエレベーター(漢字で電気梯w)完備。
改札も、車椅子・ベビーカー用のどでかいゲートがちゃんとある。
ただ、地上から地下鉄に降りるエレベーターがどこにあるかはわかりにくいです。まぁ日本も同じですが。
子連れで地下鉄に乗ると、間髪入れずに席を譲られます。
ベビーカーのまま乗ってるんで、別に譲ってくれなくてもいいのに、毎回毎回即席譲られて恐縮でした。
しかも譲ってくれるのはおじさんが多かった。
ちなみに日本では圧倒的に若い男性(20歳前後)が多いです。
そう、みんな子連れにやさしい!
階段しか見あたらず、子どもを歩かせてベビーカーを抱えて階段を上がっていたときも、
すぐ男性が飛んできてベビーカーを持ってくれたり、
別の階段で、ふとベビーカーが軽くなったと思って横を見たら、きれいな女性が一緒にベビーカーを持ってくれていたり。
皆さん全くためらいなく、ごく自然に、さりげなく助けてくれる。
社会全体に柔らかく支えてもらってるような心地よさがありました。
●かわいい信号
信号もユニーク。
歩行者用信号は、赤になるまでの秒数が表示されるんです。
特に長?い横断歩道なんかはとってもわかりやすい。
「あと40秒ある、これなら渡れる!」てな感じ。
赤に変わる前、日本では青が点滅するけど、台湾では人が走るアニメーションにかわります。
それも、横断歩道の長さによって走り出すタイミングが違ってたりする。地味に凝ってる。
↑かわいい。
#夜撮ったんで見にくくって失礼。
止まった姿もかわいい。
ただし。
車と歩行者の距離が非常に近いのが怖い。
歩行者が青で横断歩道を渡っていても、車は平気で曲がってきます。
歩行者が気を付けろ、てなもんです。
止まってくれる場合でも、本当に歩行者ぎりぎりで止まるんで怖いです。
歩行者も歩行者で、動いてるバスの前ぎりぎりのところなんかを平気で横切るし。
どうみても事故寸前な場面を何回も見て「あぶなっ」なんて叫んでましたが、それが普通みたい。
ちょっとくらい当たっても平気なのかもしれませぬ。
信号のない道は、基本通り過ぎる車の間を縫って渡ることになります。
●移動はタクシーが便利
地下鉄は快適で安い(6駅乗っても25元とかだった)し、本数も多いですが、台北駅とか広くて乗り換えも歩くし、そこそこ大変。
そこでタクシーの出番。
日本だとタクシーっ高くて躊躇しますが、台湾のタクシーは安い!
初乗りは70元(行ったときのレートでは190円)で、メーターが上がるのも5元(約15円)ずつ。
ずいぶん乗ったなぁと思っても600円も行かなかったり。
たとえば故宮博物院から忠孝新生駅付近まで乗っても675円でしたよ。直線距離でも6.4km。日本の1/3くらいじゃないかな。
後部座席両方に液晶モニターがついていて映画が見れたりするタクシーもあった。
行きたい場所を紙に漢字で書いて渡せば黙って連れて行ってくれます。
●歩道の段差がすごかった
行った場所はたいてい開けた場所だったんで、歩道は広かったです。
普通に歩く分には特に問題ないんですが、道路との段差がダイナミックなところが結構ありました。
外構工事のときに、日本での階段一段や段差の基準は15cm以下(←数字うろ覚え。間違ってるかも)で、それ以上だと高く感じる、なんてことをガーデンデザイナーさんからちらっと聞いたことがありますが、20cmとか余裕でクリアしてたかも…測ってこればよかった。
そういえば、道路工事の横を通りかかったんですが、騒音が尋常じゃないレベル。
初めて聞くくらいの大きさで、また耳ざわりな音でした。
旦さんも「日本じゃ許されん音やな」なんて言ってましたよ。
みんな平気なんですねきっと。なんつーか、全体的にダイナミックでした。
というわけで、「食べ物編」へ続く。
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