1人目が帝王切開だったので、既往帝王切開で2人目を産みました。

今回はNICUもある大きな病院で産んだのですが、さすが大病院!個人医院で産んだ前回と違って手術の手際が非常に良くて、もう快適ともいえるほどで。
手術に快適、っていうのも変なんだけど、ホント手術室に入ってあっという間に産まれました。

手術があまりにつつがなく進んだので、産んだ直後はハイになって「今すぐもう1人産めるわん」なんて調子こいてたんですが……
術後1時間過ぎて徐々に麻酔の効果が切れてくると、やっぱり激痛なのは同じでw、一気にテンションがどーんと下がっちゃいましたw やっぱり無理w

手術後にぬこ(上の子・4歳)が満面の笑みでベッドサイドに近寄ってきたかと思うと、
「切った傷見せて」だって。傷マニアめ!

「赤ちゃん出ベソやった」とも言ってました(; ´∀`)

あとで助産師さんに聞いたんですが、別室で赤ちゃんとご対面したぬこは、しばらく不思議そうに見ていたけど、「赤ちゃん、かわいい」とにっこりして言ったそうです(´ー`)

痛みのピークは術後3時間?7時間くらい。
傷口が焼け付くような激しい痛みは、深夜までは残りません(痛いのは痛い)
「この痛みもせいぜいあと数時間のことだ」と自分を励ましつつ、ただただひとり暗い部屋で激痛に耐えてたんですが、ふと「そうだ、わたし自己催眠できるんだった♪」と思い出しまして。
がんばって意識集中して自己催眠かけようとしたんだけど、すでに激痛がある状態で、痛みから心を外して催眠状態に入るのは無理でした……
とほほ。修行が足りませぬ。

●出血が多かったらしい
母子手帳に、分娩時の出血の多少を書く欄があるのですが、「多」になってました。
800ml超だったらしい。
(1000ml超えると輸血が必要らしいです。全血液の30%が失われても無症状だそうで、それを超すのが大体1000mlなのかな)

この失われた血液は、どれくらいで戻るんだろう?と思ったんだけど、調べたら、400mlの献血で血液が元通りになるのは3,4週間、という情報に行き当たりました。
ちなみに献血(200ml)の1年の上限は800mlだそうで。1年は献血できませんね(; ´∀`)

●病院によっていろいろ違う
違う病院で産んだのでいろいろ違う面がありました。

1番違ったのは麻酔です。
前回は硬膜外麻酔、今回は脊椎麻酔。

硬膜外麻酔はソフトに効く麻酔で、麻酔した後も自分で歩けるので、「ほんとにこれ、麻酔効いてるのかな?」と執刀まですっごく不安で。
実際は切られても全然痛くなかったですけどね。

でも、結構感覚は残っていて、血の流れる感覚とか、何やらお腹の中身をいじられている感覚がかなりあります。
赤ちゃんが出るとき引っ張られたりお腹押されたりするんですが、それは結構苦しかったです。

そのかわり、翌朝まで麻酔のチューブが入っていたので、最大の激痛はまぬかれ(痛いことは痛い)、後陣痛も全然わかりませんでした。

脊椎麻酔は「わたしの足はどこへ行ったの?」というくらいずどーんと効くので、「あ、これじゃどこ切られても大丈夫だわ」と手術中とってもリラックスできました。
何されてるのかほとんど感覚なし。
麻酔の先生とお話していると、「今赤ちゃんの髪の毛見えてきましたよ」って言われて、「え、いつの間に切ってたの?」ってくらい、何も感じません。
赤ちゃんが出てくるときもお腹ぐいぐい押されるけど、感覚はあるけど痛みは一切なかったです。

しかーし!
術後麻酔が切れてからは辛かったですねぇ。
傷口は焼けつくように激しく痛み、ときどき助産師さんや先生にお腹をぐいぐい押されると「うぅ!」って痛みにうめいてました。
硬膜外のときも術後お腹ぐいぐい押されてたけど、全然痛くなかったんですよね。

結論としてどっちがいいかというと、手術は脊椎麻酔、術後は硬膜外麻酔ですね!
そんな贅沢な麻酔かけてくれる病院ないでしょうが(笑)

どっちにしても、次の日からの痛みは一緒ですけどね(涙)

また、前回は外の皮膚も溶ける糸で縫いましたが、今回はホッチキスみたいなやつでがちゃーんがちゃーんと留めてました。
最近はホッチキスの方が主流だそうで。

ホッチキスの場合は退院前に抜膏があります(針を抜く)。
この病院では手術後6日目に抜膏予定。